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 『ラ・ブーム』主題歌 Richard Sanderson - Reality 「愛のファンタジー」(1980) [1980年代の曲]

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1982年の4月頃だったと思う。

 当時の若い女の子、特に中高生にロマンチックな青春映画『ラ・ブーム』と言うフランスの映画が大ヒットとなった。

その頃、職場でも『ラ・ブーム』の映画について『見に行った、まだ行っていない』と言う話が囁かれていた。 

この映画は当時世界的にヒットしたらしいが『ラ・ブーム』の主題歌もかなりヒットした。

ラジオではほぼ毎日一回は聴いた。
私の場合、映画はその後テレビで見ることになるが
その当時は『ラ・ブーム』の主題歌』は確かに良い曲だなあ・・・と思っていたし、
主演のソフィーマルソーはかわいいなあ、と人気は上昇、
そんな雰囲気の中で面白いことが起きた。

 私は神奈川県の独身寮に住んでいた。
寮の一人(A君)が高校生と付き合っていた。
その子は男子独身寮でも話題のかなりかわいい子だった。
テニス部で顔は真っ黒だったが目がくりっとしていて
健康的でプロポーション抜群、で我々に会っても愛想も良かた。

 A君はデートのたびに一緒に食べると言う彼女手製の弁当の話をよくしていた。
彼女が日曜日でも一日中、テニスの練習(試合)が有るという日は
たいてい、我々の草野球やかっこいい先輩が指導するテニスサークルへ行っていた(http://utaomoide.blog.so-net.ne.jp/2014-10-07)。

 ある日、朝食の時間帯、食堂へ行ってもA君は部屋から出てこなかった。
それで誰かが心配になり、部屋へ行くと何と、
英語の辞書片手に勉強をしていた、様に見えた。

それは、『ラ・ブーム』の主題歌を訳していたのだった。
そのことは休日なのに暇にしていた数人の仲間で話題となった。
まあ、彼女と『ラ・ブーム』の映画を見に行って彼女から訳してほしいと
言われたと言うことがすぐに判明した。

その日は英語、と聞いただけで逃げるメンバーばかり。

A君は何とかしてくれと、我々にも打ち明けた。
4人くらいだったか解決できなかった。
今だったらパソコンで翻訳したり多分訳詩、も手に入るだろうが
当時はもちろん英語の辞書しか頼れなかった。

そこで先ほどのかっこいい先輩に頼んだ。
つまりその先輩はあちこちのテニスを指導している女子大生と『つながり』(意味深)、
が有り英語が堪能な女子大生に訳してもらえる事となった。

 その後、彼女に訳詩を手渡したA君のおのろけ話を聞き、
我々『もてないくん』らは彼の幸せをその場では喜んであげた。

動画サイトを見た。
ソフィーマルソー、今ではネットで画像も動画も見ることができる時代、
振り返ってみても20歳位までの彼女はかわいくて、
そりゃ、人気があったなあ、と思った。
リチャード・サンダーソンの甘い歌声も懐かしい。
仮に今の時代にリリースされても売れるだろう。でもこんな歌が最近聞かれなくなった気がする。



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